加熱・冷却ステージ
SEM用 / XRM(μX線CT)用
走査型電子顕微鏡(SEM用) X線顕微鏡(X線CT用)
走査型電子顕微鏡(SEM用)
CoolStage(冷却ステージ)は、低真空用のSEM(走査型電子顕微鏡)の為に作られた、試料を冷却(加熱)するための、温度制御可能な、ステージです。ほとんど全てのメーカーのSEM(走査型電子顕微鏡)ステージにとりつけることができます。
冷却ステージ部は、ペルチェ素子と温度センサーと、熱的に絶縁された試料台、冷却水循環ポンプ、電源ユニットとコントローラーキーパッドで構成されています。
電子顕微鏡メーカーのモデルにより、スペシメンホルダーの形状は異なります。 取付には、空きポート一か所が必要です。- 標準 CoolStage -25~50℃
- Ultra CoolStage -50~50℃*
- 加熱 HeatingStage -25~160℃
- 温度精度 +/- 1.5℃
- 温度表示分解能 0.1℃
- 温度安定性 +/- 0.2℃
*-50度は、理想状態で達成します。
X線顕微鏡 XRM(X線CT用)
μXCTトモグラフィー用のペルチェ式の加熱・冷却ステージは、観察試料を凍結させることができます。二層のポリスチレンまたはカーボン(オプション)で囲われ、-20度でも試料が結露して凍らないようにしています。いろいろな高さの試料ホルダーは、X線イメージ画像の観察に最適な位置に調整できます。冷却システムは循環式のチラーを内蔵しているので、冷却水は不要です。
- 温度範囲は、-20~+160℃です。温度精度は、+/-1.5℃または2%
- 温度表示は0.1℃。 安定性は+/-0.2℃
- ペルチェ素子は8mmφの径のホルダーで二段のカバーで凍結を防止します。
- 試料ホルダーの高さは、異なる長さのものも付けられます。
- 最大冷却/加熱レートは20℃/分
- 冷却チラー内蔵式
- キーパッド付きディスプレイで、設定温度と実際の温度が分かります
- 動作電圧 115V / 230V